続:日本は睡眠不足大国( ゚Д゚)|女性専門美容整体NARITAI LABO Piel

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続:日本は睡眠不足大国( ゚Д゚)

続:日本は睡眠不足大国( ゚Д゚)

 

睡眠不足の5つの弊害

睡眠不足だと、イライラしたり、疲労感を感じます。それ以外にもこんなリスクがあることがわかっています。
 

1.病気になったり死亡率が上がる

睡眠不足はさまざまな病気を引き起こしますが、特に心臓によくありません。
寝ているあいだ、脳はいろいろ仕事をしていますが、心臓は休息をする時間です。血圧がさがって安定しています。
この時間をしっかり取らないと、心臓は毎日残業を強いられているようなものです。当然残業しない心臓に比べて早く痛みます。
睡眠不足はからだにとっては危険な状態ですから、脳はからだを守るためにアドレナリンを放出します。
アドレナリンは「闘争か逃走ホルモン」と呼ばれる副腎髄質から出るホルモンです。
危ない目にあったとき、相手と戦うか、あるいはさっと逃げることができるように出るホルモンです。これが出ますと、血糖値があがり、心拍数も増加します。
心臓はよけいに働くことになります。
慢性睡眠不足だと、心臓病一般、動脈硬化、高血圧、糖尿病にかかりやすくなります。死亡率があがるという研究もあり。
またホルモンのバランスもくずれるし、免疫力も低下します。さらに「うつ」も引き起こします。
アドレナリンはカフェインからも出ます 夜遅くまでコーヒー飲みながら起きていると、二重に心臓に負担をかけていることに。
 
 

2.事故を起こす

睡眠不足で起きる事故と聞くと、車の居眠り運転が代表的です。
寝るところまで行かなくても、集中力、判断力が落ち、とっさに反応する力も落ちるため、運転中や、日常生活のいろいろな状況で、事故を起こす可能性があがります。
睡眠不足状態でしている運転は、血液中に0.1%のアルコールがある状態でしている運転と同じ、という研究結果があります。
つまり睡眠不足で生活しているのは、はんぶん酔っ払ったまま生活している、と呼べなくもないのです。
違うのは酔っ払っているときは、たいてい、いい気分になるのに、睡眠不足だと、イライラしたり、心配ごとが増えたり、不安でうつうつとしたネガティブな感情に襲われることです。

3.肥満になる

睡眠不足のメリットの記事で書きましたが、睡眠が足りないと、レプチンという、「もうおなかいっぱいです」というシグナルを出すホルモンの放出が減り、グレリンという「もっと食べてください」と食欲を促すホルモンの放出が増えます。
そこで、身体的にはそこまで食べ物が必要でもないのに、睡眠が足りてないがゆえに、たくさん食べてしまい、太りやすくなります。
 
 
しかも、睡眠不足の時に人が食べたいものにはパターンがあります。野菜が食べたくなる人はあまりいません。
脂っこいものや、炭水化物を欲することになっています。
というのも、もともと脂質の高いものや炭水化物は人間の生存にとって大切なものだったので、からだがディフェンスモードになると、こういうものを食べたくなるようにできているのです。
繰り返しますが、足りないのは睡眠であり、すでにカロリーは足りているので、カロリー過剰になって太るのです。
ダイエットをしている人は、特に睡眠をしっかりとったほうがいいです。

4.覚えたいことを忘れ、忘れたいことを忘れられない

睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠というのから成っています。ノンレム睡眠はとても深い睡眠で、脳が休んでいます。休んでいるのですが最近の研究では老廃物を出していると言われています。
同じノンレム睡眠でも、目覚める前のほうにある(つまり、睡眠のおしまいのほうでする)睡眠は浅いです。
最も深いノンレム睡眠のとき、脳は自分にとって「いやな記憶」を消しているそうです。
比較的浅いノンレム睡眠のときは、昼間覚えた情報を整理して、いろいろな生活技術を覚えています。海馬にある短期的な記憶を新皮質に移して、長期的な記憶にしているのです。
生活技術とは、たとえばパソコンの使い方とか、スマホの使い方とか、逆上がりの仕方とか、恵方巻きの食べ方とか電車の乗り方とか、スーパーへの行き方などです。また、脳は昼間いろいろ覚えたことを関連づけることもします。
私たちが夢を見るレム睡眠のときも、いつどこでどんなことがあったか記憶しています。
従って、ちゃんと睡眠をとらないと、昼間、自分の力を100%発揮することができません。
よく、「年のせいで覚えられない」という人がいますが、実は睡眠が足りてないだけなのかもしれません。

5.お肌によくない

これは有名な話です。睡眠不足だとコルチゾールが出すぎます。コルチゾールはストレスがかかると副腎皮質から分泌されるホルモンです。
似たような名前のホルモンにコルチゾンというのがあります。コルチゾンはコルチゾールの前駆体(前の段階の物質)です。ほとんど同じものと考えていいと思います。
コルチゾールは体内の炎症を修復したり、血糖値や代謝を整えるなど大切なホルモンです。
サーカディアンリズム(体内時計)に影響をうけ、分泌されるので、変則的な睡眠時間を取っていると、バランスがくずれます。
本来ならいいことをしてくれるコルチゾールですが、ホルモンは多すぎても少なすぎてもだめです。
コルチゾールが作られるとき、活性酸素がたくさん出ます。この活性酸素がコラーゲンをこわします。
コラーゲンはご存知のように、お肌をのはりやきめを整えて、きれいに保つタンパク質です。よって睡眠不足は美肌に全くよくありません。
 
 
 
このように私たちの身体にとって、お肌にとって、心にとって、大切な睡眠(-_-)zzz
 
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