便秘｜女性専門美容整体NARITAI LABO Piel

そもそも便秘には大きく分けて

1.器質性便秘

大腸がん、大腸ポリープ、腸閉塞、腸捻転などの病気が原因で腸が細くなり、便の通過が妨げられた場合に起こります。

2.機能性便秘

A：弛緩性便秘―蠕動運動が弱く便が押し出せない

B：直腸性便秘―長時間の便意を無視したり、下剤を服用しないと便意を感じない

Ｃ：痙攣性便秘―ストレスに過敏で、腸が痙攣を起こす。激しい腹痛があり、硬いコロコロ便が出たり、便秘と下痢を繰り返す

女性は男性に比べ、若いときから便秘に悩む方が多いと言われていますが、その原因としては、女性は男性に比べ筋力が弱く、排便時に腹圧がかかりにくいことや、生理周期によっても影響しやすく、月経前は黄体ホルモンの影響で腸管運動が制御されるため、便秘になりやすい傾向にあります。また、過度なダイエットや食生活の乱れから、食物繊維も不足し、腸の働きが影響を受けやすくなっています。

さらに、忙しさなどから、便意を我慢してしまうことや、ストレスを感じやすいことも便秘に繋がっています。

また、意外なことかもしれませんが、「姿勢の歪み」も便秘の原因になると言われています。

女性は筋力が少なく、姿勢に歪みが生じやすく、猫背や反り腰など姿勢の歪みも便秘と大きく関係しています。まず、猫背になると、負担がかかった筋肉が緊張して硬くなり、血管を圧迫して血流が悪くなります。内臓の働きの鈍化や代謝の低下を招き、便秘を引き起こす可能性があります。

また、反り腰の姿勢では腰の湾曲が強くなり、腰部の背骨から出る神経が圧迫され、腸や膀胱など内臓の働きをコントロールする自律神経の機能低下が起こりその結果、便秘になりやすくなると考えられています。さらに、反り腰姿勢では、腹筋の筋力低下も同時に起こりやすいため、腹圧がかかりにくくなることも要因の一つだと言われています。

「便秘は万病のもと」と言われるように、以上のようなことで便秘が長く続くと、様々なリスクにつながる可能性があります。便が腐敗して腸内環境は最悪の状態になります。ガスが溜まる、善玉菌が減り、悪玉菌が増える。悪玉菌が増えると、腸内環境が悪化し、腸管免疫が機能しなくなり、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなります。

また、便の残留時間が長い分、栄養分はほとんど腸で吸収されてしまいます。

その結果、脂肪や糖の代謝が悪くなり、太りやすくなります。そして、体が重く、憂鬱な気持ちになってしまうことも。さらに、有害物質が皮膚や呼気によって排出されると、ニキビやくすみなどの肌トラブルや、体臭や口臭など、においのトラブルとなる場合もあります。たかが便秘だからとそのまま放置してしまうと、腸閉塞や切れ痔、虚血性腸炎などと言った病気を引き起こす可能性もあるので、便秘改善を目指しましょう。

便秘改善のために必要な処方とは？｜女性専門美容整体サロン Piel NARITAI LABO

便秘を改善するためには、穀物、いも類、豆類、寒天、果物など、食物繊維を多く含む食べ物やヨーグルトやチーズなどの乳製品、キムチ、納豆などの発酵食品、牛乳、ヨーグルトドリンク、リンゴジュースなど有機酸を含んだものを積極的にとりましょう。さらに、便を柔らかくするために、こまめに水分補給をすることが大切です。起きがけにお水を飲むことで睡眠中に体から出てしまった水分を補うとともに、腸に程よい刺激を与えることができます。

腸を活動的にするために、適度な運動も効果的です。ハードな運動でなくても、ウォーキングなど出来る範囲からスタートしましょう。仕事や家事に追われ忙しい毎日を送る方も多いかと思いますが、決まった時間にトイレに入ることで、排便の習慣をつけることができます。

女性専門美容整体サロン Piel NARITAI LABOだからできる便秘の改善

女性専門美容整体サロンPiel NARITAI LABOでは、姿勢診断を行い、姿勢改善から便秘になりにくい体作りをサポートしております。また、お客様に寄り添い、生活習慣の中から原因を見つけ、出来る方法を考え、アドバイスをさせて頂いておりますので、女性ならではのお悩みなどもお気軽にご相談下さいませ。